中間市

　中間市では、市民が生涯にわたって学習しスポーツに取り組めるよう、施設・設備の充実に努め、様々な事業を実施しています。

　「地域の知の拠点」である市民図書館では、毎年多数の本やDVDを購入して蔵書の充実を図るとともに、利用者が今まで読んだ本を通帳に記載して履歴を残すことができる読書記録通帳機を導入するなど設備の充実にも取り組んでいます。

　また、子ども達に本に興味を持ってもらうため、0歳児健診時、3歳児健診時及び小学校入学時の計3回、無料で絵本や本をプレゼントするブックスタート事業を実施しています。

　ボートレースの収益金は、このように生涯学習・スポーツの推進の取り組みに活かされています。

　小学校５、６年生の児童と中学校の全ての生徒に、家庭学習の習慣化を図るため市内共通家庭学習ノート「ドリカムノート」を配布し、家庭学習の方法について統一した指導を行っています。また、「全国学力学習状況調査」とは別に、市独自の学力調査を実施することで、各学校における授業改善等の取組の成果の検証を行い、それを基に学力向上の取組を改善し、さらなる学力向上を図っています。

　その他にも、授業で使用する各教科の教材備品や学校図書室の図書を購入するなど教育備品の充実を図っています。

　ボートレースの収益金は、このように児童・生徒の学力向上の取組に活かされています。

　中間市では、小学校の基礎学力の定着に力を入れており、少人数学習指導支援の教員を小学校に配置し、児童それぞれの習熟度に合わせたきめ細やかな学習指導を行っています。また、特別な配慮を必要とする児童も学校生活を安全安心に送ることができるよう、特別支援教育支援員を配置しています。

　その他にも、専門的な知識や技能等を有する地域の人材を活用できるよう、ゲスト・ティーチャー、スクール・アドバイザー、スポーツ・エキスパートを学校の要請に応じて派遣することで、学校教育活動のさらなる充実を図っています。

　さらに、GIGAスクール構想のひとつである子ども一人一台のタブレット端末の効果的な利活用のため、GIGAスクールサポーターを配置・派遣することや、職員向けのICT授業デザイナー研修を実施することで、ICT教育環境の整備充実のための支援を行っています。

　ボートレースの収益金は、このように児童・生徒の教育環境の充実に活かされています。